WM-61Aの感度測定
今は亡き Panasonic のエレクトレットコンデンサーマイク、WM-61Aでマイクをいっぱい作ったのですが、殆どが2端子改造のものです。
これまでの経験から3端子の方が良さそうなので、3端子に改造、ついでに特性を揃えるために感度測定をすることにしました。
すぐばらせるヤツをバラして3端子に改造、接着剤で固めていつもの感度測定をしてみました。
接着剤で固めるとオリジナルかモドキかわからなくなるので、リード線の色で区別できるように、モドキは赤/白/黒、オリジナルは赤/黄/青、にしました。 とりあえず測定した10個の結果が左の表。相対ゲインと電流値ですが、相対ゲインは上(プラス)ほど感度高い(良い)、電流値はmA です(マイク内部のFETの D-S にかかる電圧は 5 V くらいですが、そこは測定していません)。
これをモドキの電流、ゲインと比べた表ではオリジナルの方がかなりばらつきが大きいです。オリジナルにはやたらゲインの高いものがありますが1個では使いにくいです。(測定器用かな?)
これはペア取りが大変。できれば3個組にしたいのですが難しいかな。ソース抵抗でゲインを調整する方法も無いでは無いですが.....、一寸悩みます。他のWM-61A使用マイクもバラすかな....。
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