マイクアンプ基板による感度差
エビさんがマイクアンプの基板を作ってくださったお蔭で、マイクを沢山作れるようになりましたが、いろんなバージョンがあるので、アンプによるゲイン差を調べてみました。
比較したのは、2SK2145 採用回路、2SK879 + 750 Ω(ソース抵抗)、2SK880 + 1.5 kΩ(ソース抵抗)の3種類で、1個のマイクカプセルを着け換えて、感度測定をします。結果は以下の通り。
2SK2145 : 0.0 dB(基準)
2SK879 : -20.0 dB
2SK880 : -21.5 dB
2SK879 と同じ感度にしようとすると、2SK880 のソース抵抗 1.5 k はやはり少し大きすぎました。1.2 k で良かったようです。
まぁ無理に感度を同じにする必要は無いんですけれどね、マイクカプセルの感度もばらついていますし。
で、現状の組み上がった手持ちの棒状マイクの感度差は以下のとおりになります。
2SK2145 : 0 dB
2SK879 : -13 dB
2SK879 + 750 : -20 dB
2SA1586 : -17 dB
2SK880 + 1.5 k (予定)
写真は上のリストの順番に並んでいます。
2SK880 の基板はソース抵抗を 1 k に変更して、感度の悪いマイクを使って作ることにしましょう。
« またまたマイクの製作(その2) | トップページ | またまたマイクの製作(その3) »
「趣味」カテゴリの記事
- 60cm マイク作製(WM-61Aバージョン)(2023.08.18)
- NEUTRIXのXLRコネクタ(2023.08.17)
- ストラディヴァリウスの動画(2023.06.16)
- 東京文化会館小ホール(今更ですが)でのセヴラック生誕150年記念演奏会の録音(2023.06.11)
「録音」カテゴリの記事
- 60cm マイク作製(WM-61Aバージョン)(2023.08.18)
- NEUTRIXのXLRコネクタ(2023.08.17)
- ストラディヴァリウスの動画(2023.06.16)
- 東京文化会館小ホール(今更ですが)でのセヴラック生誕150年記念演奏会の録音(2023.06.11)
- 齋藤亜都沙さんピアノリサイタル(2023年5月21日)(2023.06.06)
「オーディオ」カテゴリの記事
- 60cm マイク作製(WM-61Aバージョン)(2023.08.18)
- NEUTRIXのXLRコネクタ(2023.08.17)
- ストラディヴァリウスの動画(2023.06.16)
- 東京文化会館小ホール(今更ですが)でのセヴラック生誕150年記念演奏会の録音(2023.06.11)
- 齋藤亜都沙さんピアノリサイタル(2023年5月21日)(2023.06.06)
「マイク作製」カテゴリの記事
- 60cm マイク作製(WM-61Aバージョン)(2023.08.18)
- NEUTRIXのXLRコネクタ(2023.08.17)
- 中華マイクの特性(2023.04.04)
- 指向性マイクの続き(中華マイクの追加購入)(2023.04.03)
- 朗読の録音(初挑戦)(2023.03.31)
コメント