2SK879のペア取りについて
2SK879Y の Idss の測定で、平均が 1.93 mA、標準偏差(σn-1)が 0.16 mA、となりました( n=33 )。±1σ に 68% が入るので、50個だと 34個が±1σ、すなわち 1.77 mA ~ 2.09 mA の 0.32 mA の間に入ることになります。0.01 mA の精度の測定でもかなりの高確率で 0.01 mA のペア取りが可能になると考えられます。
どういうことかというと、...
34個が 0.32 mA の範囲に等間隔で散らばっているとすれば、約 0.01 mA 間隔で均等にばらついていることになります。その場合、0.01 mA の精度で全数ペア取りできることになります。均等でない場合は(0.01 mA の精度で測定していれば)同じ Idss のものができることになりますから、さらに精度が高いペア取りができることになります。
ということで、50個買えばかなりの確率で17ペア(34個)が組めることになります。1σ の外側でも運が良ければペアがとれるかも知れません。5個 150円のモノを 50個買えば 1,500円、17ペア取れたとして 1ペア 88円、ということですね。
因みに前掲の測定では、33個の測定で 11ペア( 22個、0.01 mA 精度)取れましたから、収率はやはり 2/3 くらいですね。
11ペアの内すでに 6ペアの行き先が決まっています。追加を買おうか、買う場合何個買おうか悩んでいます。
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