2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ

« AKGのマイクと比較 | トップページ | 標準マイク »

2021年2月22日 (月)

1 m の竿マイクの作製

 1.5 m の竿マイクは改善が必要なことがわかりましたが、使っているパイプが細いため、作り直すことにしました(但し、1 m に縮小して)。
20210221_lod_mic 20210221_1mmic_20210221140801 パイプは外径 5 mm、内径 4 mm の真鍮パイプを売られている 1m の長さのまま使います。先端部にマイク収納用のスペースを作り、熱収縮チューブを被せます。
  通常はマイクカプセルの感度測定後リード線を接着剤で固めたものにパイプを通すリード線を繋ぐのですが、今回は(はんだ付け個所を少なくするために)直接パイプを通すリード線をカプセルにはんだ付けしようとしました。そうしたら組み立て段階で見事に2個とも破壊(カプセルの銅箔が剥がれましたorz)、諦めました。
  2SK879Y は 選別品、マイクカプセルは -1.5 dB 品を使いました。抵抗値は左図の通りで、片側(左用)の電圧も記載しています(黒の数字)。
 テスターの端子を当てると値がどんどん変化するので、測定値を決めるのが難しいのですが、適当に取っています。本来なら R1 と R2 の両端の電圧は同じはずですが、同じになっていません。マイクカプセルにかかる電圧の確認( R8/R9 が妥当かの確認)がメインなので、まぁ良しとします。今回は 47k/56k を使いましたが、この値だと約 6 V、R8/R9 を同じ値としてもカプセルにかかる電圧が少し( 1 V くらい)大きくなるだけで大したことはないようです。また、マイクカプセルの Idss のばらつきを見ると、2σで 11%くらいなので、あまり神経質になる必要はないようです。

 また、前回作ったアダプターを接続したときの電圧も測定(水色で記載)し、電圧配分が妥当であることを確認しました。次回録音時にはアダプターの有無の差に挑戦してみましょう。

« AKGのマイクと比較 | トップページ | 標準マイク »

録音」カテゴリの記事

オーディオ」カテゴリの記事

マイク作製」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« AKGのマイクと比較 | トップページ | 標準マイク »