マイクの差動部FETのばらつき
マイクアダプターの各部の電圧測定でマイクのXLRコネクタの Hot/Cold ( 端子"2"/"3" )で電圧が違うことがわかりました。
多分 FET の特性のばらつきと思われます。 で、手持ちのマイクの Phantom電源供給時の XLR コネクタの電圧を図ってみました(作った時に調べておけよ、て話ですが)。
基本的な回路は左の図のとおりです。差動のFETとして何を使うか( 2SK879, 2SK880, 2SK2145, 2SK246 )と FET のソース抵抗を入れてゲイン調整するか、の違いです。測定した7種のうち、1種だけディスクリートで組んであります(バウンダリーマイクで 2SK246 を使っています)。 自作の Phantom 電源供給回路を使い、XLRコネクタの "2"/"3" 端子の電圧と"2"/"3"端子間の電圧を測定しました。
結果が左の表です。端子"2","3"でかなり電圧が違います。デュアル FET の 2SK2145 でも片側は一寸差が出ていますね。
ディスクリートが結構バランスが取れているのがわかります。特に片側は"2","3"で殆ど電位差がありません。これはFETの選別をしているので当然といえば当然ですが(ただし、Idss の測定だけです)。
作りっぱなしでもそれなりに動作しますが、何となくソース抵抗を入れた方がバランスが良く、できれば FET を選別した方が良い、ことになります?
チップ FET の選別やるのかなぁ.....................................。
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