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2021年3月

2021年3月31日 (水)

バウンダリーマイクの改造(追加)

 各部の電圧を測定をして気がついたのですが、差動部の FET に 2SK246BL を小電流で使っているので Vd-s が小さくなっています。といって20210312_boundary_v3_voltage も 6.4V(アダプターを付けると 5.2V )くらいですが、もう少し欲しいな、ということで手を入れることにしました(このままでも良いんですけれどね)。
 一番簡単な方法、ということで、カスコードのゲート電位を作っている抵抗にパラに 200 kΩの抵抗を入れることにしました(回路図に赤字で記載)。
 これで 8.5V(アダプターを付けて 7.6V )くらい、まぁまぁ余裕ができたかな。カプセル内部の FET にもアダプターを付けた状態で 5V かかっているので良い感じだと思います。

 ここまで来たら、アダプターも余裕を持たせますかね。

2021年3月30日 (火)

クレッセント勉強会の録音(3月14日(日))

 2年ほど前に、ピアノ協奏曲の録音を依頼されたピティナの石井先生から、勉強会という発表会を行うので聞きに来ませんか、とお誘いを受け、 頼まれたわけではないのですがマスクとマイクを持って録音してきました。年少から大学院生まで、20人ほどの演奏を1日がかりで聞き、録音することになりました。
20210314_1
 特別ゲスト演奏として、尾城杏奈さんが最後に数曲、これを録音するだけでも価値があります。
 尾城さんは、二宮のラディアンでリストのピアノ協奏曲を、開成町のサロンコンサートでも録音させていただいています。ご母堂から、「良い録音なので、家で良く聞いています」と言われ、こんなにうれしいことはないです。今回も心して録音せねば、.....と言いながらやることはいつも同じなんですけれどね。
20210314_2  今回は初代バウンダリーマイク改造後なので、間隔 60 cm くらいと 1.5 m くらいの2箇所で、スタンドのマイクは客席右側最前列の視野の邪魔にならない位置に立てて3箇所で録ってみました。バウンダリーマイクの間隔の違いがわかるかなぁ。
 
 勉強会は学年別の4部構成になっていて尾城さんの特別演奏を入れて、CDは都合5枚になってしまいました。
 本当は2部を1枚にして枚数を減らそうと思ったのですが、各部全て40数分以上で2部を合わせると83分越えでどうしても1枚に収まり切りません。かろうじて5枚用のケースが1個あったのでそれに入れて渡すことにしました。

2021年3月29日 (月)

たかつホールDEコンサートの録音

 会社のテニス部の先輩からの依頼で録音させていただくことになりました(2月28日(日))。

20210228_1   アルパ(パラグアイハープ)二重奏、ガンバ三重奏、ピアノ伴奏付きヴァイオリンの3グループです。マイクは真正面に立てられないので、バウンダリーとホールの吊りマイクを使いました。楽器の演奏はバウンダリーで良いのですが、最後に歌が入り、これはスピーカーの音を拾わないと声量が小さくて無理、ということで吊りマイクの方を採用しました(スピーカーが天井についているので吊りマイクがうまく拾ってくれます)。

20210228_2 アルパは普通のハープと違ってペダルがないので、白鍵しか弾けなのかと思ったら、各弦に半音ずらすキーが付いているモノと、無いのは左手に金属の爪を持っていてそれで弦を押さえて音程を調整するのだそうです。知りませんでした。

 ガンバは大きさの違うディスカント(ヴァイオリンくらいの大きさ)、テナー、バスの3種類で、1曲はフーガの技法のコントラプンクトス8番(3声は2曲しかない)でした。ここで聴けるとは思わず、うれしいことでした。

20210228_3  ヴァイオリンはベートーベンのロマンス、フォーレのシチリアーノ、ピアソラのリベルタンゴ、チゴイネルワイゼンとタイスの瞑想曲他全7曲と盛り沢山、チゴイネルワイゼンは間近で見ましたが、やっぱり相当の難曲ですね。

 これらを只で聴けるんだから良い企画ですよね。

 曲間に解説が入るので、それを書きおこしてジャケットを作り、各グループに1枚、ホールと先輩に1枚、司会のアナウンス入りのもの3枚を作製し渡しました。
 曲だけのCDはトータルの演奏時間が長く、CDーRの標準記録時間を超えてしまいました(約82分)。コピーしようとすると普通の人はコピーできなくて困るだろうなぁ。

2021年3月28日 (日)

スタジオ・ベルソーで清水友美ピアノコンサートの録音

 一寸古いですが、......録音すると編集とCD作製に少なくとも2日はかかり、1週間に3回入る(2月27日、28日、3月3日)と記事を書いている余裕がなくて遅れてしまいます。
20210227__2
 これは2月27日茅ヶ崎の湘南クラシック音楽を愛する会主催のコンサートの録音で、山田耕筰と現代音楽が多いです。
 マイクはいつもの通り、バウンダリーとステージ右側のスタンドですが、WM-61AとXCM6035(秋月のWM-61A相当品)の違いを録音できないか、と2本立ててみました(未だ余裕がなくて比較試聴していません)。
 
20210227__1  もう1枚の写真は、盲目のピアニストとの連弾のリハーサルの様子、横に立っているのは作曲家の近藤浩平さん。


 近藤さんの話は面白くて、「作曲家の中には気に入らないと楽譜を捨てちゃう人がいるけれど、評価は自分でするもんじゃないから私は捨てない。チャイコフスキーの5番だってブラームスから『最初の部分がしつこすぎる』と言われたけれど結局そこが良かったりする。大作曲家の評価だって信用ならないのに、自分で評価するなんて。因みに私は今作品番号209くらいかな.....」てな感じです(正確にはこうではなかったかも知れないけれど)。「一番演奏されている曲は?」と聞いたら「『海辺の祈り』かな、200回以上演奏されていると思う。」とのことでした。今回の外出自粛騒ぎで演奏の機会が減った演奏家から独奏曲の作曲依頼が来て、いろんな楽器用の独奏曲を作曲したそうです。こういう話を聞けるのが役得かな。

 演奏家と事務局と作曲家に渡すCDとして計10枚作製してお渡ししました。

2021年3月27日 (土)

バウンダリーマイクの改造

 初期に作ったバウンダリーマイク、上に付けたフェルトが黒で目立つし、チップ部品用のプリント基板を使った少し小ぶりの2代目を作ってから使わないでいました。
20210312_boundary_v2_voltage  ところが、ホット/コールドのバランスを調べたら、FET の特性を揃えてあったのでバランスが取れていて、これをそのまま生かしたいと思うようになり、外形を小さくして再利用することにしました。
 元々は外径約 16 cm でしたが、外径 12 cm まで小型化することにします。ついでに差動アンプのソースに抵抗を入れてゲインを下げ、抵抗をショートすることでゲインを変えられるようにすることしました(左の回路図)。
 
 スペースを見つけてソースに 1 kΩの抵抗を付け、一寸無理矢理ですが、元々の 16 cm の板を 12 cm にくり抜き、押し込みました。初期の回路なので、差動の電流源は抵抗ではなく FET を使った定電流源です。Phantom 電源を供給したときの電圧(黒)とアダプタを付けたときの電圧(緑)を記載してあります。差動部 FET のドレイン-ソース間電圧が少し小さいような気がしますが、アダプタのドレイン-ソース間電圧もこのくらいだったので良しとしましょう。
20210325_boundary_v2 20210325_boundary_v2_2

 左は改造後の裏表の写真です。右は内臓、美しくナイゾー。
 ベースは 6 mm の合板で、穴を空けて回路を埋め込み、上下を 3 mm の板で挟んで表面に鉛の板(釣用の板鉛)を貼り付けています。鉛の板厚は元々0.2 mm でしたが、0.4 mm に変更しました。その上にフェルトを貼り付けています。周りの部分をもう少し美しく整形できる技があると良いなぁ。
 ケーブルは外径 6 mm のマイク用4芯ケーブルです(2代目は外径約4 mm の2芯ケーブル)。
 アシはダイソーの防振ゴム(?)を切って差し込んであります。床と分離するために柔らかい素材を使っています。
 マイク部分の重さは約 135 g、2代目は 0.2 mm 厚の鉛を貼り付けてあって、約 85 g です。

2021年3月26日 (金)

カナックホール(倉田さん)(3月3日(水))

 開成町でお世話になっているYさんからのお話しで、倉田さんの演奏をYoutubeにあげるための録画のお手伝いをすることになりました。私の担当は音、録音で、カメラで撮った映像に合成する音を録ることです。
20210303_img_2392  カナックホールは東神奈川駅前にある小ぶりですが天井も高くいいホールです。
 カメラを複数台準備し録画、編集します。音は複数マイクで録って選んでもらうことにしました。
 試し録りでステージの端においたバウンダリーマイク、ピアノの前に立てたマイク、客席3列目くらいに立てたマイクの3種類を聞いていただいたところ、『バウンダリーマイクがクリアに録れていて良いですね、ピアノのマイクは打弦音が入っていて独特、客席は残響が多くて今一かな、でも折角ホールで録っているのでバウンダリーはもう少しホールトーンが入って欲しい』との感想でしたが、採用する音源はバウンダリーマイクの物になりました。
 
20210303_img_2385  画像の方は、編集のSさんが頑張って、手元と鍵盤のアップ、顔を正面から捉えた映像、客席の方からの映像の3種類を交えて編集しています。4曲録音・録画しましたが、アップしたのは未だ以下の2曲です。

 プーランク エディット・ピアフを讃えて
 
 ブラームス ピアノのための6つの小品 第二曲 Op.118-2

 編集している間に気づいたのは、画像を見ていると手と鍵盤のアップでは指の動きと発音がずれると違和感を感じること、引いた画像では手と音が合いすぎていると逆に違和感を感じること。だから、引いた画像では音が少し遅れるようにした方が自然に感じるとになります。尤もこれは私だけの感じ方かも知れませんが。
 で、よく考えてみたら画像は1秒30コマですから33ms単位でしか合わせられません。それぞれのカメラの同期は取れていませんからカメラ同士のズレは最大33msあることになります。音はずらすわけにはいきませんから音に画像を合わせるにしても、もし手元を撮っている動画に合わせると、クロックが同期していない他のカメラとは最大33msタイミングがずれることになります。音速340m/sとして約11m、まぁ妥当な線でしょうか?でも最小ズレ無し、ですからその場合は引いたカメラで指と音のズレ無し、という違和感のある音になります。難しいです。他の人はどうしているんでしょう、そんな細かいことは気にしていないのかな。

 そんなことは置いておいて、プーランクは良いですよ......曲も、演奏も、録音も(エヘ)。

2021年3月25日 (木)

今期の深夜アニメ(もう殆ど終わりだけれど.....)

 2021年冬期、結構な数のアニメが放映されましたが、ダントツは『無職転生』です。話が結構テンポ良く進むし、絵も綺麗、お子ちゃまには見20210323__20210324001801 せられないお色気もちょびっと入っていて楽しめます(なんと言っても「ご神体」が良いです)。
 もう一つは『ゆるキャン△』。1stシーズンを見ていなかったので、『へやキャン△』ともども探して見てしまいました。『のんのんびより』も悪くないですが、『ゆるキャン△』のほうが私には合っているようです。
 後は『裏世界ピクニック』。最初は何だかなぁ、と思っていたけれど見ていると面白い。(どうも絵の好き嫌いかな?)
 『例えばラスダンジョンの....』と『俺だけ20210323_ 入れる....』と『蜘蛛ですが何か?』は一応見ています。結局異世界ものですね。『転スラ』も見ていますが、1stシーズンに比べると一寸辛いかな。スポ根系はなかなか触手が動かないなぁ。



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