一寸長めのマイク(その2)
特性を確認してみました。(......今更?) 回路は図の通りです。元々は R8/R9 として 68 k がついていましたが、測定の結果 43 k に変更しました。カスコードの FET の Vds が小さめなため、内部回路に与える電圧を上げるためです。
表は、左から R8/R9 の抵抗値、コネクタの電位(XLR2/3)、R1 のカプセル側の電位、Q1のソース電位、マイクカプセルの FET にかかる電圧、C4 にかかる電圧、Q1のドレインの電位、Q1 の Vds、R2 にかかる電圧、です。
68 k のとき、Q1 の Vds が 5.5 V と小さめなので、アダプタを付けるとさらに小さくなることから 43 k に変更しました。
43 k の下の段はアダプタを付けたときの電圧などです。アダプタは空中配線で作ったもの(抵抗値が 1 M/300 k)と、プリント版で作ったもの(抵抗値が 1 M/220 k)の違いです。
カプセルの FET にかかる電圧は、R8/R9 を変えても、アダプタを付けても両方とも 3.5 V 前後と変わらず、気持ちが良いですね。
ほぼ同じ感度のマイクカプセルを使ったのですが、Idss がかなり違います。マイク1は 0.39 mA、マイク2は 0.33 mA です。まぁカプセルの動作条件(Q0 の Vds)は変わらないので良しとしておきましょう......。
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