マイクカプセル内部のFETの特性
マイクアンプの最新の回路はマイクカプセル内部のFETの Vds を一定になるようにしています。
内部のFETは 2SK123 と思われますが、データシートでは図のような特性になっています。
直線性の良いところを使いたいのですがどの程度の電圧を与えれば良いか、悩ましいところです。
現在は 3 V 以上を目指して選別していますが、もっと大きくしたい気もします。
実際どの程度なのか(1個だけですが)測ってみました。
その結果が下の図です。
測定は、推奨使用方法で全体の電圧を変える事で行い、マイクカプセルにかかる電圧と流れる電流(負荷抵抗にかかる電圧)をプロットしています。 これを見るとデータシートより低い電圧まで直線性が良さそうです。
なるべく高い電圧をかけたいところですが、無理して高電圧をかけなくても 3 V 程度でも良さそうな感じですね。
WM-61A の推奨使用方法だと、カプセルにかかる電圧が 1 V 前後なので、データシートの通りの特性だと気持ち悪いですが、今回の測定結果だと、まぁ........それでも微妙なところで使うことになります。
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