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2022年11月

2022年11月24日 (木)

バウンダリーマイク三代目(その2)

 フェルトを貼り付けた状態が左の写真です。
Dscn5890_s Dscn5891_s  裏はシールド用の銅箔が見えています。フェルトは取り換えられるようにしました。ステージに合わせて色を変えることができます。ケーブルは少し細めの4線シールドケーブルを使っています。
 右は表面に貼り付けた鉛板が見えるようにフェルトを剥がした状態、0.5 mm の鉛板を2枚重ねています。ケーブル抜きで 150 g くらいです。

20221115_boundary_mic_3v  各部の電圧を測定してみました。電圧はケーブルが長いときに使うアダプタを入れないときと入れたとき(カッコの中)と両方表示してあります。カプセルの FET にかかる電圧がアダプタの有無にかかわらず一定で気持ちが良いです(実は R8/R9 には 47 k を使っていましたが、2SK170 の Vds がアダプタを入れたときに小さくなるので 33 k に変更しています)。

2022年11月23日 (水)

バウンダリーマイク三代目

 コンサートの録音で知り合った録画担当のHさんにバウンダリーマイクをお貸ししたら、返ってきそうにないので3台目を作ることにしました。
   チップ部品用のプリント板を使っても良いのですが、余っているディスクリート部品を使って別回路を作ることにします。
 これまで通り合板に鉛板を貼り付ける形で、少し小振りの直径 100 mm で作ります。
20221115_boundary_mic_3
 ということで回路は左の通り、カプセルにかける電圧は、Q5 の定電流源と R10 で決めます( R10 を適当に決めて R9 で電圧を調整します、逆でも良いけど....)。差動部分の電流は、Idss が 1.5 mA くらいの FET があったのでそれを使って定電流源としました。 入手困難な部品ばかりですが、在庫処分を兼ねています。
 おまけとして差動部のソースに抵抗を入れ、ゲインを変えられるようにしました(ノイズ的には不利かなぁ)。

Dscn5885_s Dscn5883_s
 なるべく薄くしたかったのですが、やはりディスクリートで組むとそこそこの厚さが必要でした。3 mm / 6 mm / 3 mm の3枚重ね一番上に鉛板を貼り付け、フェルトのカバーを付けます。回路が入る周辺に銅箔テープを貼ってシールドします。ダイソーのジェルの様な滑り止めをフニャフニャの足にして床の振動が伝わらないようにします。

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