まだまだマイク:2SK2880Eを使ったヴァージョン
カプセル内部の FET にかかる電圧を作る FET として、TO92 の2SK246BL を1個使うヴァージョンとチップ FET の 2SK879GR を2個使っ たヴァージョンを作っていますが、ある程度の電圧を確保するためにはどちらも FET の選別が必要です。2個使うならチップ部品では無いけれど 小さいパッケージの 2SK2880E が使えるのでは、と提案したらエビさんがプリント板を作って下さいました。本当にありがたいことです。
今回、長いパイプを使った竿マイクをもう一本作ろうと思い、新規のマイクはこれを使ってみることにしました。
竿マイクを追加する理由は、購入したマイクスタンドケースの大きさに対して既存のマイクが長すぎてはみ出すため、ケースにぴったり入る長さのマイクを作ろうと考えたためです。まぁ、今のマイクを少し切れば良いことではありますが......。 今回のプリント板、部品配置を検討していただいたお蔭でハンダ付けがかなり楽になっています。
購入した20個の 2SK2880E のIdss は、6.5 ~ 8.7 mA で、約 6.5 mA と約 8.0 mA 程度を組み合わせて使ってみると回路図に記載の通りの電圧になり(2台分の値が記載してあります)、カプセルの FET(Q0)には 4.5 V と高めの電圧がかかるようになりました。カスコードの上側 FET(Q1)には 12~13 V の電圧がかかっていて、アダプターをつけても 7~8 V は確保できそうで、良い感じのバランスになっていると思います。
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