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2023年6月

2023年6月16日 (金)

ストラディヴァリウスの動画

 令和5年3月10日のコンサートの動画がアップされています。 
20230610_jacket 吉本梨乃さんのヴァイオリン独奏、ストラディヴァリウスの演奏を自作マイクで録ったものです。
 一般公開はされていないので主催者である みのりの眼 さんのHPに行って下の方の
   「みのりの眼 おすすめ特選動画」
というのがありますのでそこで視聴してください(多分スピーカー off になっていますので on にしてください)。
 曲は ニコロ・パガニーニ「虚ろな心による序奏と変奏曲」 です。
 凄いテクニックを要求される曲ですね。


 カメラの角度によってマイクが映り込んでいますが、目障りでは無いですね、うん 良かった。

2023年6月11日 (日)

東京文化会館小ホール(今更ですが)でのセヴラック生誕150年記念演奏会の録音

 前回の記事で記載した録音を書いてなかったので、今更ながらの報告です。
20230610_jacket  
 セヴラック生誕150年記念演奏会の録音をしてきました。日本セヴラック協会主催のコンサートです。
 去年(2022年)の6月16日、場所は東京文化会館小ホール(! なんかメジャーデビューした気分 ^_^;)です。
 ピアノ独奏、ヴァイオリン、歌曲と色々あってマイクの設置位置をどうしようか迷いましたが、3点吊りが借りられる、ということでバウンダリーと3点吊りにしました。マイクは勿論自作マイク、長距離引っ張っても大丈夫なアダプタを作っておいて良かったです。
 ホールの音響さんが親切で、助かりました。3点吊り、リモコンで高さと中心からの位置を数値(m)で指定できます、凄~い。ピアノを中心に考えてなるべく低めの中心より少し右側にしました(リモコン操作をやらせてもらえました)。写真に3点吊りマイクとバウンダリーが写り込んでします。
 音の取り出し口がステージ後ろとホールの後のコーナーのどちらか、ということでホール後方に出していただきました。ここが狭い。まぁレコーダーを置いておくだけなので良いのですが....。
20230611_tatenopicture  セヴラックのいろんな曲を代わる代わる演奏、トリが館野泉さんの左手による演奏でした。

 二日後に打ち上げがあって参加しました。いやぁ館野泉さんの飲むこと飲むこと、楽しげに飲む姿は良いですね、一寸飲み過ぎだと思うけど...。
 2枚組のCDセットを作成し、無事お届けすることが出来ました。

 私が無知なだけかも知れませんが、もう少しセヴラックって知られていても良いんじゃあないかと思います。「休暇の日々」とか「ペパーミントジェット」とか名前も付いているし親しみやすい曲だと思うんだけどなぁ。
 私も録音をやっていたから知ることが出来たわけで、録音をしていなかったら知らずに過ごしていたかも知れません。

2023年6月 6日 (火)

齋藤亜都沙さんピアノリサイタル(2023年5月21日)

 いつもの開成町サロンコンサートの録音です。三の丸ホールは大小二つのホールがありますが、約300名の小ホールでのコンサートです。
 齋藤亜都沙さん は国立音大ピアノ専攻科主席卒業で、ご褒美に御前演奏を行ったそうです。
20230521_1  曲目はバッハ(ケンプ編)「わが心からの望み」BWV727、ブラームス「シューマンの主題による変奏曲」、シューマン「暁の歌」、ラフマニノフピアノソナタ2番、そしてアンコールとしてグルックの「精霊の踊り」と「トロイメライ」でした。

 マイクは写真のように、ピアノの中とピアノ前の二組、それにバウンダリーとステージ上手にスタンドを立てました(これは何かあった時のバックアップ)。ほかに動画担当がホール客席内にマイクを置いて録音しています。
 聞いた感じではホールの録音は私の好みではないです。ホールの残響が多すぎてクリアさに欠けます。客席のマイクの音が実際にホールで聞いている音なのかもしれませんが、カクテルパーティー効果のように人は実際よりもピアノの音をはっきり聞いているのではないかと思います(個人の感想ですが....)。

 それぞれのマイクで録った3種類のCDから選んでいただいたところ、齋藤さんはバウンダリーマイクが好み、とのことでした。残響の少し多めのピアノ前のマイクかな、と想像して標準をピアノ前にしたのですが。

 開成町サロンコンサートは本番の前に「若い芽のコンサート」として学生(小学生から大学生までその時時によって幅があります)の短いコンサートが開かれます。今回は北柄香菜さんのピアノで 
メンデルスゾーン=ラフマニノフ「真夏の夜の夢」より「スケルツォ」 が公開されましたので貼り付けておきます。

2023年6月 4日 (日)

嵐の中録音してきました(2023年6月2日)

 台風が来ている中を西浅草まで録音しに行ってきました。
Img_0002_s  場所は台東区生涯学習センターミレニアムホール。300名くらいのホール、天井が高くてピアノ(スタインウエイ)もホールも素敵でした。
Img_0004_s  演奏は鶴澤奏さん(ピアノ)とヤンネ館野さん(ヴァイオリン)、ヤンネさんは以前録音させていただいた館野泉さんの息子さんです。
 マイクはヴァイオリンソナタ用に、センターにスタンド、少し右にバウンダリー、そして三点吊りマイク(マイクは自作の物)で録りました。ピアノ専用にピアノ前にスタンドを立てました。
 
 曲はシューベルトのヴァイオリンソナタ、シューマンの森の情景、ブラームスのヴァイオリンソナタ2番とアンコールに「メロディーのように」。
 三点吊りは、ワイヤーの長さの関係でこれ以上下ろせない、とのことで限界まで下ろしていただきましたが、少し遠く感じます。スタンドは心持ちピアノが弱い感じです。バウンダリーは逆にヴァイオリンが甘く感じられます。
 そこで、スタンドの左チャンネルとバウンダリー又はピアノ前マイクの左チャンネルを合わせたデータを作ってみました。自然に聞こえるかどうか、主催者に聞いてもらって判断してもらうことにしました。その音源を使って動画編集をしていただく予定です。

 調律しているころにホールに入って、マイクをセットした後は席についてリハーサルを聞くだけですが、広いホールで独り占めしているような感じで至福の時間です。役得々々。

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