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オーディオ

自作オーディオ関連

2023年6月 6日 (火)

齋藤亜都沙さんピアノリサイタル(2023年5月21日)

 いつもの開成町サロンコンサートの録音です。三の丸ホールは大小二つのホールがありますが、約300名の小ホールでのコンサートです。
 齋藤亜都沙さん は国立音大ピアノ専攻科主席卒業で、ご褒美に御前演奏を行ったそうです。
20230521_1  曲目はバッハ(ケンプ編)「わが心からの望み」BWV727、ブラームス「シューマンの主題による変奏曲」、シューマン「暁の歌」、ラフマニノフピアノソナタ2番、そしてアコールとしてグルックの「精霊の踊り」と「トロイメライ」でした。

 マイクは写真のように、ピアノの中とピアノ前の二組、それにバウンダリーとステージ上手にスタンドを立てました(これは何かあった時のバックアップ)。ほかに動画担当がホール客席内にマイクを置いて録音しています。
 聞いた感じではホールの録音は私の好みではないです。ホールの残響多すぎてクリアさに欠けます。客席のマイクの音が実際にホールで聞いている音なのかもしれませんが、カクテルパーティー効果のように人は実際よりもピアノの音をはっきり聞いているのではないかと思います(個人の感想ですが....)。

 それぞれのマイクで録った3種類のCDから選んでいただいたところ、齋藤さんはバウンダリーマイクが好み、とのことでした。残響の少し多めのピアノ前のマイクかな、と想像して標準をピアノ前にしたのですが。

 開成町サロンコンサートは本番の前に「若い芽のコンサート」として学生(小学生から大学生までその時時によって幅があります)の短いコンサートが開かれます。今回は北柄香菜さんのピアノで 
メンデルスゾーン=ラフマニノフ「真夏の夜の夢」より「スケルツォ」 が公開されましたので貼り付けておきます。

2023年6月 4日 (日)

嵐の中録音してきました(2023年6月2日)

 台風が来ている中を西浅草まで録音しに行ってきました。
Img_0002_s  場所は台東区生涯学習センターミレニアムホール。300名くらいのホール、天井が高くてピアノ(スタインウエイ)もホールも素敵でした。
Img_0004_s  演奏は鶴澤奏さん(ピアノ)とヤンネ館野さん(ヴァイオリン)、ヤンネさんは以前録音させていただいた館野泉さんの息子さんです。
 マイクはヴァイオリンソナタ用に、センターにスタンド、少し右にバウンダリー、そして三点吊りマイク(マイクは自作の物)で録りました。ピアノ専用にピアノ前にスタンドを立てました。
 
 曲はシューベルトのヴァイオリンソナタ、シューマンの森の情景、ブラームスのヴァイオリンソナタ2番とアンコールに「メロディーのように」。
 三点吊りは、ワイヤーの長さの関係でこれ以上下ろせない、とのことで限界まで下ろしていただきましたが、少し遠く感じます。スタンドは心持ちピアノが弱い感じです。バウンダリーは逆にヴァイオリンが甘く感じられます。
 そこで、スタンドの左チャンネルとバウンダリー又はピアノ前マイクの左チャンネルを合わせたデータを作ってみました。自然に聞こえるかどうか、主催者に聞いてもらって判断してもらうことにしました。その音源を使って動画編集をしていただく予定です。

 調律しているころにホールに入って、マイクをセットした後は席についてリハーサルを聞くだけですが、広いホールで独り占めしているような感じで至福の時間です。役得々々。

2023年4月29日 (土)

以前作った簡易スピーカーにツイーターを付けてみた

 昔1個300円のスピーカーを使って試作した対向型スピーカーに、アリで買った安ツイーターを付けてみました。
20230429_sp_w_tw_1  取り敢えずつけて様子を見るだけなので写真の感じ、いい加減です。
 ネットワークは、ツイーターに 2.2μF を直列に入れただけです。
 
 で、測定してみたら......。

 測定は、まず WaveGene を使って 96kHzサンプリングで 100Hz から 40kHz までのスイープ信号を作ります。
 それをPCの出力からアンプに突っ込んでスピーカーを駆動します。いつものマイクを 50cm 離したところに設置、96kHzサンプリングで録音して WaveSpectra で周波数特性を取っています。
20230428_spf  赤がツイーター無し、青がツイーター有り です。なんかツイーター要らない? 聞こえない部分にしか必要なさそうです。コンデンサーは 1μF 以下で良さそうです。本当かなぁ。
 作ったときに全然特性を測定していないのが悪いんだけれど、周波数的にはそこそこ良さそうなスピーカーだったんですかね。

 測定結果をみると 100Hz から 2.5kHz まで2回の測定でほぼ重なっており、測定の再現性は良さそうです。
 
 折角なので 0.5μF を通して着けておこうかな、飾りとして。

2023年4月28日 (金)

RASDAC(Raspy+SSDAC?)を箱に入れてみた

 もう何年も前に作った RASDAC、裸のプリント板のまま放置していたのを箱に入れることにしました。
20230429_dac_1 20230429_dac_2  192kHzサンプリングの録音は出来たけれど再生装置がこれしかないので気軽に運搬できるようにしよう、という理由です。
 相も変わらず木箱。大きさは以前作ったメディアプレーヤー(EQアンプ・パワーアンプ付き、左下の写真参照)と同じ床面積にしました(120mm×120mm、高さは50mm)。

 USB、HDMI、LAN等のコネクタ類はプリント板に付いている物をそのまま使用、箱の外側から抜き差しするために配置は限定されます(裏側20230429_dac_320230429_dac_4 microSD は諦めます)。
 小型軽量化のため電源はスイッチング電源です。あまり酷いようならアナログ電源に切り替えるかも。

 サンプリング周波数表示用のLEDを基板から外す際、間違って別部品も外してしまい(老眼はイヤだね)、大騒ぎしましたが回路図を確認、修正して無事動作確認できました。

 動作確認は出来ましたが、中に入れる電源は只今手配中、それが来るまでしばらく「お預け!」状態です。

2023年4月 8日 (土)

三の丸ホール(小田原)でコンサートの録音(3月18日)

 米満希咲来さんの開成町サロンコンサートの録音です。三の丸ホールは大小二つのホールがありますが、約300名の小ホールでのコンサートです。
20230407_1  曲目は、バッハ/フランス組曲4番、プロコフィエフ/ピアノソナタ第6番、プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番(2台ピアノ)です。 ピアノ協奏曲の伴奏をピアノでやる、という作曲家自身による編曲の2重奏です。調律が大変なんですけれどね。
 ピアノを並べて演奏する、というのでマイクの設置に悩みました。2台のピアノ、動画で見えるとおり蓋を外さす並べて演奏するので、バウンダリーやこれまでのピアノ前のマイク位置では奥のピアノの音を拾えません。手前の蓋を外してあれば設置場所も色々選択の余地があるのですが。仕方が無いので、マイクは竿を高めに設置、もう1組をバックアアップとしてステージ上手にスタンドを高く立てて設置しました。ピアノ前の高い位置で上手く録れるのを祈るのみ、です。
 結果としてまぁまぁ上手く録れたのではないかな、と思います。

 第一部がピアノ独奏(上の写真)、第2部が2重奏だったので、休憩の間にマイクを移動させて対応しました(動画参照)。

 プロコフィエフのピアノ協奏曲は初めて聞きますが、圧巻です。


 少しずつ経験値が上がっていきます。

 

2023年4月 4日 (火)

中華マイクの特性

 192kHz で録音してみました。楽器はチェンバロです。設置は適当、レベルも適当ですが、周波数特性が大雑把に比較できれば、と思って録ってみました。
20230404_mic  比較したマイクは以下の通りです。

   1.中華マイク内蔵の FET 無しカプセル
   2.秋月で購入のフォーリーブスのマイクカプセル
   3.中華マイク内蔵の FET 付きカプセル
   4.WM-61A

 データは WaveSpectra で再生してピーク(赤)を表示して比較しました。結果は左の図の通りです。
 フォーリーブスが頑張って 30 kHz あたりまで録れていますが、中華マイクは 20 kHz がやっとですね。Mic3は一寸特性がおかしいので、ひょっとしたら購入後に色々遊んでいて壊してしまったのかも知れません。
 WM-61A は偉い!!40 kHz 以上まで録れています。
 
 中華マイクは残念な結果でした。もう少しちゃんと周波数特性を......取る必要は無いかな......。ひょっとして、WM-61A は無指向性だけれども他は指向性なので、設置に問題があるのかな。仮にそうだとしても、一寸した配置の違いでこの程度の特性になるのでは(私には)使えません。

 取り敢えず、マイクケースはヴォーカル用としてフォーリーブスのマイクを入れて使うことにします。

2023年4月 3日 (月)

指向性マイクの続き(中華マイクの追加購入)

 指向性マイクが使えそうなので、ステレオ分くらいは準備しよう、ということでもう1個買ってみました。
20230403_1  大分時間が経っているのでメーカーは 別ですが、似たような形状のものです。近頃マイクのコネクタが USB コネクタのものもあるのでキャノンコネクタのモノが来るかドキドキして待っていました。
   無事キャノンコネクタのブツが来ましたが、なんとマイクカプセルが内部 FET 無しのカプセルのみのものがついていました。前回のマイクのプリント板には部品が数個しか付いていませんでしたが、今回はマイクカプセル用の FET として 2SK596、その他チップ半導体が4個載っています。しかし、....回路は怪しげですね。

20230403_2  それならばこのカプセルを生かして作ってみよう、ということでマイクに入っていた 2SK596 を使い、2SK2880 タイプのマイクアンプをつけて組み上げました。

 当然ステレオ用にもう1個ポチってしまいました。まぁマイクホルダー他(いらない)パーツが一杯あって、マイクのケースもあってこの値段(約1.5枚)なら良いか、ということで。 
 さて、ポチったもう1個、同じモノが来るか、博打です(今チェックしたら既に売り切れてアクセスできませんでした。メーカー名で探したら5割アップの値段が付いていました)。

2023年3月31日 (金)

朗読の録音(初挑戦)

 歌と朗読の録音のお誘いがあり、録ってきました。
 ピアノ伴奏でテノール独唱とピアノをバックに朗読、という組み合わせです。
20230331_img_2870 20230331_2_img_2870  実際に伴奏付きで歌いながら録音するのですが、上手くいくかビビリながら写真のようなセットで録音してみました。

 通常のピアノ録音と同様に、ピアノの中、ピアノ前、もう一つはバウンダリーを(床に置くのではなく)ピアノの譜面台の両側において録音してみました。
 声は前回のナンチャッテ指向性マイクといつもの無指向性マイクを使い、並べてセットしました。一人の声なのでモノ録音で良かろう、との判断で使える方を使おうと考えました(指向性マイクの方はダメ元の積もりでした)。

 結果は、...........指向性マイク、偉い!!
 ピアノ用のマイクには声はわずかしか入っていません。声用のマイクの方は、無指向性にはかなりの音量でピアノの音が入っていますが、指向性マイクの方はピアノの音はかなり抑えられています、流石指向性マイク。
 これで、ピアノの音に指向性マイクの音(声)を乗せれば上手くミックスできそうです。

 指向性マイク、いろんな場面で使えそうな気がしてきました。

2023年3月30日 (木)

指向性マイク

 以前(1年ほど前だったかな?)間違って作ったヤツです。
 
 ネットで中華製マイクを改造すると使えそう、というのを(大分遅ればせながら)見つけて買ってみたらトンでもモノでした、という落ちです。
20230330_img_2888  まぁ動き出すのが遅かったのでトンでも中華品が蔓延してしまっていた、と言うことですかね。
 回路は殆ど部品がなく、恐らく USB で供給できる 5 V で動作する様に作ってあるようです。キャノンコネクタは爪が引っかからないし、ケーブルのキャノンコネクタはプラスチックだし、どうしようもないですね。
 
 取り敢えず、秋月でフォーリーブスの指向性マイクを買って、これまで作ってきた標準回路をぶっ込んで指向性マイクをでっち上げてみました。
 結局、マイクのケースを買った、って感じです(コネクタに難ありだけど安かったし使えるからまぁ良いか)。

 これを今頃アップしたのは、活躍する場がたまたま出来ちゃったので。
 歌と朗読を録音する機会があって、これと標準マイクを使って録音してみたらこのマイクがかなり使えそうな感じだったのでアップしました。

 後は周波数特性を録ってみましょうかね。

2023年3月29日 (水)

北條さんの続き

 あまり興味が無かったので、リンクの張り方知りませんでした。一応表示できるようになりました。
 (前回のリンク先と同じ動画です。)

※ 2023年4月17日追記:動画、非公開にされたか削除されたようです。ちょっぴり残念です。
                復活したようです(4月20日)。

 

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